日本の風物シリーズその24っっ。「線香花火っっ。」・・・往く夏を惜しんで。・・・
あっと言う間に夏も終りです。
日本の夏の風物詩の一つといえば、地味ながらも綺麗な「線香花火」
花火セットに必ず一セットは入っています。
打ち上げ花火、手持ちの綺麗な花火等々を楽しんだ後、
食後のデザートの様に少しまったりと最後の締めを飾るのが線香花火、と言うのが
我が家の定番になっています・・・
線香花火の遊びといえば、
「どちらが長持ちするか」の競争。
とか
「相手の火玉をくっつけて取る」
とかやってました。
去年の夏は姪っこ達と花火をやろうと言っていた日が、生憎の雨。
軒先きでやった線香花火だけの小さな花火大会でしたが、意外と楽しめました。
この「線香花火」わらのものと紙のものがあるのがずっと気になっていたのですが、
調べてみるとわらの先に火薬がついたモノが「スボ手牡丹」
紙のこよりの中に火薬が入ったものが「長手牡丹」
・・・と呼ぶ様で、先に出来たのは「スボ手」の方かもしれない様です。
わらの先に火薬を付けたものを火鉢等に立てて楽しんだ事から「線香花火」と
いうのだとか・・・。
今は輸入ものに押されて、純国産のモノが姿を消しつつある様で、
ニッポンの風情も風情も輸入にたよる時代かよっ。
・・・と昔の人が嘆きますねぇ。