日本の風物シリーズその39っっ。「石炭ストーブっっ。」・・・牛乳の熱燗はいかが??。・・・

前回の炬燵から暖房器繋がりで、今日は「石炭ストーブっっ。」です。
子供の頃育った北海道では、学校の暖房器具は石炭ストーブでした。
ダルマ型のストーブです。
おがくずをドーナツ状に固めたものに石油をしみ込ませたものと新聞紙で火をつけるのが
日直の仕事だったっけ。
スイッチ一つですぐ暖かくなる今の暖房器具と違い、かじかむ手をハーハーやりながらの
火入れ(?)でした。
火がつくと、当然、暖かいのですが、ストーブ前と部屋の隅っこでは、物凄い温度差が・・
( ̄Д ̄;;
ストーブ前になった場合はガマン大会を強いられます。
休み時間にはストーブの回りが憩いの場になったりもします。
また、この「石炭ストーブ」は色々なお役だち機能が満載でもありました。
上に備え付けの蒸発皿で給食の時間は牛乳を熱燗にしたり、
休み時間には上履きをくっつけて、ゴムの焼けるニオイと皆のブーイングで教室を一杯にしたり、
先生などは授業中には、生徒が読みふけっていたマンガを取り上げて、
たま〜に燃やしてみたり・・・
思い出はつきないなぁ・・・q(T▽Tq)
今は見かける事も無くなりましたが、
「火」が暖かかったり、扱いが難しかったり、恐かったり、熱かったり・・と
何気なく、体験出来た様な気がします。
ラベル:石炭ストーブ